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5. 影響

アカリンダニ寄生と冬期生存率

アカリンダニの最も大きい影響は冬期のコロニー死亡ですが、セイヨウミツバチでは、秋の寄生率が高いコロニーほどその冬に消滅してしまうことが多いことが示されています。

ニホンミツバチにおいても、越冬成功率にアカリンダニがおよぼす影響を調査した結果、セイヨウミツバチと同様、秋のアカリンダニ寄生率が高いコロニーほど越冬成功率は低いことが明らかになりました(Maeda & Sakamoto, 2016)。

また、ニホンミツバチでは、アカリンダニ寄生率が低いコロニーでも越冬成功率の低下の程度が大きく、セイヨウミツバチよりもアカリンダニの影響を受けやすいと考えられました。

さらに、アカリンダニの分布していない地域よりも、分布している地域で越冬成功率が低く、アカリンダニ寄生が進んだ地域では、局所的なニホンミツバチの減少が起こる可能性も懸念されます。

今後、アカリンダニ分布の継続的調査と、ニホンミツバチの個体数を長期的にモニタリングしていく必要があると考えられます。

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